誕生祝…たった20分間の出来事

 

義母の誕生日の出来事です。

 

こともあろうに、嫁である私・・・ 朝から発熱。
やってしまいました。。。

とはいえ、前日からもうすぐ息子と
バァバの誕生日には一緒にケーキを作ろうねと約束し
そのための材料も購入済み。

よっしゃ!

薬がばっちり効いている時間に子供とケーキ作り開始!!

4歳児でも自分が作った!という達成感が得られるケーキにと

土台にはスイスロールをチョイス。

スイスロールを薄くスライスし、

生クリームを塗ってイチゴを並べて重ねて

ショートケーキ風に作り上げる。

お菓子作りの好きなちょっと女子力高い息子も大満足。

 

そんなケーキを持って母屋に向かいました。

 

ばぁば、びっくりするかなぁ?

喜んでくれるかなぁ?!

 

襲撃にも関わらず快く招き入れてくれる義母。

わー、作ってくれたの。ありがとうね。と反応。

 

ヨシヨシ、イイゾイイゾ。

 

ではみんなで。”おめでとう♪”

”いっただっきまーーーす”

 

ん!思っていた以上に美味しい♪と私が発言すると、

主人が感想を述べ始めました。

 

土台が安いから安いクリームの味がするけど

それでも美味しいね♪

 

多分ですけど、本人、褒めているつもり。。。

だけど、イラッとする私が心狭すぎますか?

4歳の息子が頑張って作ったのだから、

さらには、義母への贈り物なんだから、

そんな人たちの前でそんなこと言う必要ないでしょ?!

 

”一言余計過ぎない?”

 

と、くぎを刺してしまいました。

(本当なら藁人形にくぎを刺したい衝動…)

 

すると今度は。。。

 

”いやだー。王子と姫のフォーク逆じゃな~い(笑ワラワラ)” 義母。

 

4歳の王子はピカチュー柄のステンレスのフォーク。

1歳半の姫は、離乳食用のプラスチックフォーク。

・・・。反対じゃないですけど??

 

子供たちのお食事道具についてのお話は

また別途書きます。

 

”間違ってないですよ。

 姫が使っているのは離乳食用で姫用に持ってきたやつですから~。”

 

と答えると、その答えが気に入らなかったのか…

 

姫には姫用のを持ってきたということは、

あのピカチューのフォークは元々うちにあったフォークだから、

王子のフォークはこの家には無いってことよね!!

 

と、なんだか荒々しい口調の義母。

 

え???言葉を失いました。

私は、この家にある子供用っぽいフォークを王子用にしてくれたんだなと

勝手に義母の優しさと受け止めていたんですけど。

あれは王子のじゃない!このうちのだ!と主張する意味って何?

 

わからん。わからん。

熱のせいで私に幻聴が聞こえてるのか?

きっとそうに違いない。

クワバラクワバラ。。。。。

 

あ゛。。。。熱が上がる。

 

言葉を失った私をよそに、ケーキを完食し、遊び始める子供たち。

ガラス戸に手をつきそうになると、

わー、汚れるのよ。なかなか落ちないのよ!

やめてーーーー。と言いながら、

布巾を手に子供たちを追い掛け回し、

ガラスを防御しつつ、

しきれずに子供がガラスに触るとすぐさまガラスを拭く。

 

子供もいなくて、仕事もなくて・・・

そんなに忙しい毎日じゃないよね?

なら、みんな帰ったら拭けばいいじゃん。全部。

相手は子供だもん、うっかり触っちゃうときもあるよ。

むしろね、バァバがむきになってやめてやめてってやればやるほど

面白がって余計にやろうとする生き物だよ…こどもって。。。

 

もう辛くなってきたので私は帰るわ。と席を立つと、

あとを追うように、子供たちもすぐさま私と帰る!となります。

そりゃそうだよね。こんな待遇じゃいたくないわな。。。

 

ということで、発熱の中、頑張って作ったケーキを届け、

みんなで食べた楽しい(?)20分間の出来事でした。

 

追伸:もちろん、主人から”ありがとう”なんて言葉もありません。