おばさんvsバカ旦那 たった15分程度のバスで起きた事件

各人のスケジュールをうまくアジャストして、

駅から私の実家まで、子供たちとバスで帰ってと夫に依頼しました。

駅から実家まではバスで15分弱。

それなら居眠り病の主人でも起きていられるだろうし。

子供たちも飽きずに乗ってくれるだろう。

そんなことを考えてアレンジしたバス乗車会。

 

そこでも事件が起きるんです。

 

そろそろ実家につくであろう時間に主人に状況確認のラインを。

すると、

”降りるバス停を過ぎてしまい、 次のバス停で降りたので

 散歩がてらみんなで歩いて帰ります。”

 

帰宅後に、事情を聴いてびっくり仰天!!

(私は旦那が寝過ごしたと予想したのですが…)

 

バスが嬉しくて一番前の席を陣取った子供たち。

その後ろに、おばさんが一人座ったそうです。

バスが走り始めて、子供たちが嬉しそうに話していると

”うるさいわね。タクシーでも使えばいいのに!”

と、あからさまに主人と子供たちに聞こえるように言ったそうです。

ちなみに、バスはかなり空いていたそうです。

”うるさくてすみません。”と旦那はいらっとしながらも謝ったそうです。

 

ちょうど下の子の手の届くところに、降車ボタンがあり、

それを触られないようにと夫が下の子を制止すると、

下の子がイタイ、イタイ”と言い続けました。

(まだ2歳にならない娘は、イタイというとみんながやめてくれるので

 イヤではなく、イタイと言っているみたいです)

すると。

 

”イタイってずっと言ってる。虐待だ。通報だ。”

と、先ほどのおばさんが騒ぎ始めたそうです。

 

そしてついに主人が…

”だったら通報しろよ!!!”と切れてしまったそうです。

そんなことでもめているうちに目的のバス停を過ぎてしまったという話。

 

もちろんね、そのおばさんが酷いのもわかるけど。

けど。ですよ。

こどもが二人いる前で、キレるとかありえないし。

そもそも、そんなちょっと普通じゃないおばさん相手にそんなこと言って、

このご時世ですから、ナイフ持ってて刺されるとか・・・

そんな最悪の事態も想定できるじゃないですか!?

そんなときに、自分一人で子供二人守れないでしょ?

 

夫が一人の時に、売り言葉に買い言葉で喧嘩して刺されました。なら、いいです。

正直、別に関係ないので。

でも、子供がいるときは別でしょう?

子どもに危害が加わらないための判断をすべきでしょ?

 

たった15分のバスでこんなことが起きるとは。

 

私はどれだけのリスクを想定してプランを練り上げればよいのでしょうか。。。

 

 

 

 

 

 

誕生祝…たった20分間の出来事

 

義母の誕生日の出来事です。

 

こともあろうに、嫁である私・・・ 朝から発熱。
やってしまいました。。。

とはいえ、前日からもうすぐ息子と
バァバの誕生日には一緒にケーキを作ろうねと約束し
そのための材料も購入済み。

よっしゃ!

薬がばっちり効いている時間に子供とケーキ作り開始!!

4歳児でも自分が作った!という達成感が得られるケーキにと

土台にはスイスロールをチョイス。

スイスロールを薄くスライスし、

生クリームを塗ってイチゴを並べて重ねて

ショートケーキ風に作り上げる。

お菓子作りの好きなちょっと女子力高い息子も大満足。

 

そんなケーキを持って母屋に向かいました。

 

ばぁば、びっくりするかなぁ?

喜んでくれるかなぁ?!

 

襲撃にも関わらず快く招き入れてくれる義母。

わー、作ってくれたの。ありがとうね。と反応。

 

ヨシヨシ、イイゾイイゾ。

 

ではみんなで。”おめでとう♪”

”いっただっきまーーーす”

 

ん!思っていた以上に美味しい♪と私が発言すると、

主人が感想を述べ始めました。

 

土台が安いから安いクリームの味がするけど

それでも美味しいね♪

 

多分ですけど、本人、褒めているつもり。。。

だけど、イラッとする私が心狭すぎますか?

4歳の息子が頑張って作ったのだから、

さらには、義母への贈り物なんだから、

そんな人たちの前でそんなこと言う必要ないでしょ?!

 

”一言余計過ぎない?”

 

と、くぎを刺してしまいました。

(本当なら藁人形にくぎを刺したい衝動…)

 

すると今度は。。。

 

”いやだー。王子と姫のフォーク逆じゃな~い(笑ワラワラ)” 義母。

 

4歳の王子はピカチュー柄のステンレスのフォーク。

1歳半の姫は、離乳食用のプラスチックフォーク。

・・・。反対じゃないですけど??

 

子供たちのお食事道具についてのお話は

また別途書きます。

 

”間違ってないですよ。

 姫が使っているのは離乳食用で姫用に持ってきたやつですから~。”

 

と答えると、その答えが気に入らなかったのか…

 

姫には姫用のを持ってきたということは、

あのピカチューのフォークは元々うちにあったフォークだから、

王子のフォークはこの家には無いってことよね!!

 

と、なんだか荒々しい口調の義母。

 

え???言葉を失いました。

私は、この家にある子供用っぽいフォークを王子用にしてくれたんだなと

勝手に義母の優しさと受け止めていたんですけど。

あれは王子のじゃない!このうちのだ!と主張する意味って何?

 

わからん。わからん。

熱のせいで私に幻聴が聞こえてるのか?

きっとそうに違いない。

クワバラクワバラ。。。。。

 

あ゛。。。。熱が上がる。

 

言葉を失った私をよそに、ケーキを完食し、遊び始める子供たち。

ガラス戸に手をつきそうになると、

わー、汚れるのよ。なかなか落ちないのよ!

やめてーーーー。と言いながら、

布巾を手に子供たちを追い掛け回し、

ガラスを防御しつつ、

しきれずに子供がガラスに触るとすぐさまガラスを拭く。

 

子供もいなくて、仕事もなくて・・・

そんなに忙しい毎日じゃないよね?

なら、みんな帰ったら拭けばいいじゃん。全部。

相手は子供だもん、うっかり触っちゃうときもあるよ。

むしろね、バァバがむきになってやめてやめてってやればやるほど

面白がって余計にやろうとする生き物だよ…こどもって。。。

 

もう辛くなってきたので私は帰るわ。と席を立つと、

あとを追うように、子供たちもすぐさま私と帰る!となります。

そりゃそうだよね。こんな待遇じゃいたくないわな。。。

 

ということで、発熱の中、頑張って作ったケーキを届け、

みんなで食べた楽しい(?)20分間の出来事でした。

 

追伸:もちろん、主人から”ありがとう”なんて言葉もありません。

 

 

 

 

 

親戚のご不幸と仕事、どちらが優先?

珍しくお風呂にでも入ろうか?という時間にお義母さんがやってきた。

 

"大叔母さんが今夜あたりがやまかもしれないって。
 それで病院に今までいたんだけど…"

 

と、相変わらずまとまりのない話し方で状況説明を一通りしてくれて…

 

"で、万が一の時はお葬式とか行く?私だけ行けばいいわよね??"

 

普通のお嫁さんなら何て答えるんでしょうか?

 

私はとりあえず…
"ハチが決めることなので…彼を差し置いて私が行きます!ってのも変ですし。
 もしものときは、ハチと相談しましょう。"

といって、その夜は幕が閉じた。

 

翌朝、ハチと顔を合わせたので↑の話は伝えておいた。
伝えてはおいたが、特に不幸の知らせが届くこともなく…
一命は取り留めたのかと思っておりました。

 

そしてさらに翌日。
子供たちを迎えに行く道中で、葬儀屋の捨て看板に目が留まった。
"○○地区、●●家" ・・・住所も名前も我が家と一緒。
これは大叔母さんが亡くなったか?それとも近所の別の方?
どちらにせよ…と主人にLINE。

"○○地区●●家っ葬儀屋の捨て看板出てるけど何か聞いてる?"

"大叔母さんが亡くなったのは聞いています。多分、それだと思います。"

ちょっとまてーーーー!!
大叔母さんが亡くなった連絡はないんかい!!

本日も1はぁ?(怒)入りました~。

LINE>"そちらだけで話がまとまっているようなので、葬儀等行くかどうかは決まったのかな?"

・・・4時間後・・・

LINE<"お袋に確認したら、明日がお通夜で明後日が告別式だそうです"

 

なぜ、"行くかどうか決まったか?"という質問に対し日程の返信?
しかも、この日のLINEはこれで終わり。

結局、行くのかどうかもわからない状況のまま翌日私はいつも通り出社。


すると、お昼過ぎに。

LINE>"事務所から近いので、今夜仕事を抜けてお通夜に行ってきます"

 

今ですか?
それって、今の今、決まったことですか???

相変わらず報連相のタイミング…ズレズレ!!!

 

  • 香典や、香典袋の用意もできない。
  • っていうか、私には行く?って聞かないんだ。
  • そもそも定時後なんだから仕事抜けてじゃなくてそのまま帰れや!

そんな私の勝手な言い分は飲み込んでこの件は終了しました。

 

と思ったのですが。。。

 

その数日後。


追い打ちをかけるのはやっぱりこの人、お義母様!!! デターッ!!

 

"ハチは来ないと思ったけど、来たからびっくりしたわ。ドラニちゃんが言ったの?"

 

と大叔母さんの通夜に主人が参列したことについての話をされた。

 

"行けとは言ってないが、私たちが結婚した報告に行ったときに、
 ミッフィーちゃんのスリッパとかいただいたよね。って話はしました。"
 
"いやほら。仕事の方が大切だから、わざわざ来なくたっていいって思ってたから~"

 

デターッ!! 価値観の違い。

はい、本日も1はぁ?(怒)入りました~。

 

少なからず親交のあった人の葬儀や通夜>仕事

 

という価値観。私とは真逆。

 

葬儀や通夜=生涯で1度きりのもの。
それ以上に仕事が大切といいきる。

 

しかも、そのあとのお義母様の話からは
子供の頃、お小遣いをいただいたりとそれなりの親交があったことが判明。

 

なら、なおさらだろ!?

 

そもそも私が主人の立場なら、悩むことなく参列する。即決。
それを決めて、仕事の調整に入る。
私の予想だが、私がミッフィーちゃんのスリッパの話をしなければ
きっと主人は参列しなかったと思う。
そういう人たちだ。

世の中ではそんなに仕事が大切なんですかね?

お世話になった人たちを大切にできない人が
どれだけ一生懸命仕事しても…
それほど評価される仕事にならない気がしてならない。
その先に、得られるものってなんなのだろう。。。

例えば、うちの主人が医師で、通夜の時も葬儀の時も
オペが入っていて難しい。という話なら、わかる。
人の命がかかっているんだもん。
それは大叔母さんだって、仕事を優先して!というさ。
でもさ、普通の会社員で。
しかもお通夜の時間なんて定時後の話。
私にしてみれば、お通夜に行かない理由にはならない。

自分が同僚や上司でも、親族のお通夜で…っていう人を
はぁ?仕事と親族のお通夜どっちが大切なんだ?
なんて反応しないでしょ?行ってきな、行ってきな!!でしょ??

んん?お義母が会社の上司だったら、
けしからん!あいつは仕事をなめてる!!ってなるのか?!
それってば、ブラック企業パワハラじゃない?!

 

私の常識は夫家族の非常識。
それだけが身に染みた一件でした。

 

大叔母様、そんなわけで通夜も葬儀も参列できなかったけど
どうか安らかにお眠りください。
私の中でも大叔母様の存在は残っています。
ありがとうございました。

デターッ!!

誕生日を祝うということ

 2年前に亡くなったお義父様の誕生日のお話しです。

 

生前、ケンタッキーを食べたいときには

 ”たまには若いもんにお土産もってこないとなぁ”

なんて言って自分が食べるための口実としつつ、

私たちにもよく買ってきてくれました。

 

まだ小さい子供たちにジャンクフードはあまり食べさせたくない私だが
そんなことを思い出しつつ、ケンタッキーを買って帰った。
たまたま仕事も早く切り上げられたので、子供たちを迎えに行く前に
お線香をあげにケンタッキーのおすそ分けをもって母屋に行った。

すると、お義母さんはケーキを作っていた。
ご飯はチキンライスにしたの。とお祝いムードだ。
だからといって、みんなでご飯を食べようとはならない。
これはあなたたちの分。と、すでにパック詰めされたものを手渡された。

私なら、

せっかくだからみんなで食べよう♪ となるところだが(汗)

 

帰り際に、聞いてみた。

"今日、ハチはお線香あげに来ましたか?"

"こないわよー。ほら、うちは誰かの誕生日だからって何かする家じゃないもの"

 

ハァ。デタヨ。。。(´Д`A;)


私が育った家も、誕生日だからって何かする家じゃなかったですよ?

でも、それとこれとは違くないですか?

っていうか、じゃ、なんであなたは今日、ケーキを作ったのでしょうか?

いつまでこの人は、馬鹿息子にこんなしょーもないフォローをしていくのでしょうか?

そうやってさらに馬鹿息子は馬鹿になる。。。


と脳内発言をしていると、さらに疑問に思った。


もし、お義母様が言うように、

誰かの誕生日だからって何かをする家じゃなかったのなら、

亡くなってからの方が誕生日がこんなに豪勢というのも、不思議でならない。

 

もちろん、亡くなってからも祝うという気持ちは立派なもの。大切なもの。

 

でも、どうせなら生きてるうちから祝おうよ(汗)

 

お互いに顔を合わせることができて、
言葉を交わすことができて。
そんなときからちゃんと言おうよ。

 

誕生日おめでとう!
生まれてくれてありがとう!

 

それだって、365日に1回しか言えるチャンスはないんだから。